わんちゃんってこんなにおみず飲みますか!?

病院主催のパピー教室がおすすめな理由

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こんにちは、菜絵です。

今回は病院主催のパピー教室について書いていきます!

子犬が"病院嫌い"にならないための対策についてもまとめていきますので是非読んでいただけると嬉しいです。

 

 

パピー教室とは

 

子犬には「社会化期」というものがあり、

他の犬や、人、環境に最も柔軟で

色々なものに触れて学ぶべき時期とされています。

 

一般的にはこの社会化期は

生後12週齢頃までと言われています。

 

この社会化期に、

しつけの基本や他の犬との接し方、

飼い主が子犬を育てていく基礎知識を

学ぼうというのがパピー教室

パピーパーティと呼ばれるものです。

 

だいたい同じくらいの月齢の子が集まるので、

初めて他のわんちゃんと接する子でも

比較的スムーズに馴染めるかと思います。

 

てまりはコロナの流行などもあり、

実際に通い始められたのは

生後5ヶ月に差し掛かる頃でした。

他の子より、だいぶ遅めのスタートです。

 

それぞれの教室で、

パピー教室に参加可能な月齢の上限

バラバラだと思いますので

一度参加要項などをご確認いただくのが良いと思います。

 

病院主催のパピー教室(しつけ教室)

 

今回はてまりと通ったパピー教室のなかでも

"病院主催"の教室について、

感じたことを書いていきます。

少し大きめの病院であれば、毎週や隔週で

しつけ教室(パピー教室)を開催している

ところも多いと思います。

 

メリット

一番のメリットは「病院嫌い」を

改善・克服できたことです!

 

てまりは生後2ヶ月から多飲多尿があり

病院に通うことが多い子でした。

その割に、なかなか慣れてくれず

待合室での嫌がり方も凄かったのですが...

 

パピー教室に通い始めて少し経つと、

今日は怖いことされる日かな!?

それともおやつがいっぱいもらえる日かな!?

と、様子を伺う感じで待合室で静かに

できるようになりました。

 

さらにしばらく経つと、

病院の入り口を我先にと入りたがるようになり、

「嫌々連れてこられた感」がなくなりました!

 

この他にも、

病院主催の教室のメリットには

◇異変に気付いたら

 その日のうちに診察してもらえる

◇参加わんちゃんはワクチン接種を

 徹底しているので安心

◇専門知識のある獣医もしくは

 動物看護師、インストラクターがいる

などが挙げられます。

 

例えば、わんちゃんが

いつもより耳を痒そうにしているね〜等、

教室中に異変に気付いたら

そのまま診察を受けて帰ることができます。

 

そして、個人が主宰するしつけ教室では

ワクチン接種済みであることが

参加条件に含まれていても、実際には

証明書の提出までは求められないところもありました。

その点では、病院主催の教室の方が

カルテでしっかり管理されているので

安心安全だと思います。

 

デメリット

病院主催であることのデメリット

◇基本的に通院歴のあるわんちゃんが参加するので

 コミュニティが狭くなりやすい

◇広いスペースはない病院が多い

だと思います。

 

病院でパピー教室が開催されていることを

そもそも知らなかったり、

普段通院している病院と違うから参加しづらい...

などの理由で、参加わんちゃんは基本的に

その病院に通っているわんちゃんに偏りがちです。

 

ですので自然と

コミュニティとしては狭くなりやすいです。

 

SNSなども活用なさって、色々な地域から

わんちゃんが通ってくるような

個人主催の教室に比べると少し

デメリットなのかなと感じます。

 

ただ結果的に、てまりのように

興奮しやすい子犬にとっては

「毎回知らない人と犬が増えている!」よりは

何度か顔を合わせたことのあるわんちゃんと

少数で触れ合う方が合っていたのかなと思います。

 

また、病院主催だと開催場所は

大きめの診察室運動室のようなところになります。

大きなグラウンドや広いホールは

無いことが多いと思いますので

活発に走り回って遊ぶわんちゃんには

合わないかもしれません。

 

このようにデメリットもありますので、

わんちゃんの性格によって

合う教室を探されるのが良いかと思います。

 

実際に通ってみました

 

生後5ヶ月を迎える頃、

初めて病院のパピー教室に参加しました。

 

初回チケット 1,500円(1時間)

以降 4回SETチケットが11,000円

というお値段でした。

同じ地域の、個人教室より少しだけお安い印象です。

 

我が家が参加した教室は、

行動学科の動物看護師さんが

インストラクターをされていました。

 

「しつけ」というよりは

犬同士を触れ合わせながら、

飼い主は座学で子犬と暮らす基本

教えていただく感じです。

 

噛み癖や拾い食いの対策だったり、

トイレの教え方などを詳しく教えていただけました。

 

また、時には実践もあり

歯磨き、爪切り、肛門線絞りの方法など

実際にやってみながらコツを習いました。

 

そして、先生や他の飼い主さんの手から

ご褒美を与えていただくことで、

人馴れの練習もできました。

 

てまりは遅めのスタートだったので、

社会化期ド真ん中に

他の子犬たちと触れ合う機会が持てませんでした。

そのためどうしても、他のわんちゃんに

警戒して吠えたりしてしまいます。

ですが先生がきちんと、

喧嘩にならないタイミング

仲裁に入ってくださるので、

そのタイミングを見て・学んで、

飼い主としても

たくさん勉強させていただきました。

 

インストラクターの先生が

普段のカルテにも目を通してくださって

多飲の具合はどうですか?

てまりちゃんトイレは大丈夫?と

気にかけてくださるので

健康面の相談もしやすくて

安心して通うことができました。

 

同時期に、個人の方が主催されている

パピー教室にも数ヶ月通いましたので、

そちらはまた別の記事でまとめたいと思います。

 

私、菜絵としては

病院主催の教室がおすすめだと思っています。

 

もちろん病院ごとに実施内容が異なるので

一概には言えませんが、

我が家がお世話になった病院の教室は

本当に参加してよかった、と思えるものでした。

 

初回体験割引などがある場合もあるので

ぜひ一度最寄りの動物病院でパピー教室が

開催されているか、調べてみてください。

 

「病院嫌い」を予防する方法

 

最後に、子犬の病院嫌いを防ぐのに

効果的!と言われている方法をご紹介します。

 

できるだけ病院に好印象を持ってもらう方法

それは...

 

元気な時にも連れていく

です !

 

愛犬の体調不良で病院に行った時、

飼い主さんが楽しそう・嬉しそうなはず

ありませんよね。

わんちゃんは飼い主さんの態度や

雰囲気からもなんとなく

「ここは良くないところだな」

と感じ取っています。

 

そして診察室では慣れない人に

体を触られたり、時には注射をされたり...

 

自宅に帰ってから、体調が良くなれば

ご褒美をもらえるかもしれませんが、

そのご褒美はもう病院とは結び付いていません。

病院が嫌な場所、という意識は

回数を重ねるごとに強くなっていきます。

 

そのため、元気な時に

嬉しい思いをさせるためだけに

病院に行ってみていただきたいのです。

 

お近くなら散歩の途中で立ち寄り、

病院のそばでご褒美をあげるのも良いと思います。

 

忙しく無い時間帯であれば、

受付スタッフの方や看護師さんから

ご褒美をあげてもらえると大変効果的です。

 

病院によっては、

飲食に問題ない子であれば診察の終わりに

ご褒美のトリーツを下さるところもあるそうです。

 ですがきっとそんな病院は多くないと思います。

 

なので飼い主さんに、

病院で楽しい・嬉しい思いをする機会を

作ってあげていただきたいです。

 

そうした意味でも今回ご紹介した

病院主催のパピー教室は大変おすすめです。

 

通院が楽しみになってくれるように

ぜひ色々試してみてくださいね。

 

 

以上、病院主催のパピー教室がおすすめな理由でした。

読んでいただきありがとうございました。

 

多飲多尿からアジソン病の可能性が出てきました。

↓前回の記事はこちらから↓ 

temari-pome.hatenablog.com