【超小型犬】子犬のオムツを3種比較!
多飲多尿の子犬と過ごす中で、
おむつが必要になるシチュエーションが度々あります。
そこで、ペット用紙おむつを
サイズ感や装着のしやすさ、吸水力で比較してみました。
今回比較する3種
てまりは2kg未満の
超小型犬の子犬ですので
サイズ展開として「SSS」や「3S」が
あるものを探しました。
おむつは枚数を消費するものなので、
ペット用品店やドラッグストアでの
入手のしやすさからも今回比較する3種に絞りました。
①マナーウェア(SSS)
②マナーおむつ(SSS)
③ジーンズ風パンツ(3S)
製品比較
今回比較するのがこの3種類です。
内側の写真が↓こちらです↓
ご覧いただくとわかると思うのですが、
超小型犬用の「SSS」や「3S」といっても
サイズ感がかなり違います!!!
オムツの股部分の幅も違うので履き心地や、
装着中の脱げにくさに
大きく差が出てきます。
そして、尿を吸収するパッドの面積にも
大きな違いがありました!
吸水ポリマーの入っている部分のみに色をつけたものが
↓こちらです↓
この吸水パッドの面積の差によって、
おしっこの吸収力が変わってきます。
そして、ウエスト調整に関わるのが
↓こちら↓
上の写真は履かせた時に背中側にくる部分で、
ウエスト調整のテープを留めるゾーンが設けられています。
この部分の違いで、
飼い主が一人で履かせる場合の履かせやすさが
大きく変わってきました。
それぞれの特徴と、
他製品と比べての良し悪しをまとめていきます。
①マナーウェア(SSS)
一番お店で見かける&入手しやすい
ペット用おむつといえばこのマナーウェアだと思います。
しっぽ穴に切り込みが入っていて、
穴の大きさを調整できるのがふわもこの犬種にも嬉しいです。
【サイズ】
胴回り 15〜25cm
体重 1.5kg〜3.5kg
【吸水パッド部分】
16×8cm
【吸水量】
〜100cc程度
【吸水実験】
見た目の吸収は早く見えるが、
触るとほんのり肌に水気を感じる。
ポリマー部分がパンパンになるまで吸っても
硬くはならず、曲げたり捻ったりしても大丈夫。
【ウエスト部分について】
①マナーウェアはウエスト調整部分に
複数本のラインが印刷されていて、
愛犬のウエストに合った線を覚えておけば
毎回同じ位置で留めることができます。
これが飼い主一人で装着させる際に
非常に便利です!!!
②マナーおむつ(SSS)
ペットショップ等でよく見かけるのが
この㐧一衛材さんのマナーおむつです。
尿を吸って色が変わるラインが入っているので
交換のタイミングがわかりやすいです。
【サイズ】
胴回り 15〜30cm
体重 1kg〜3kg
【吸水パッド部分】
15×7cm
【吸水量】
〜100cc程度
【吸水実験】
吸水はゆっくりだが吸ってしまえば水戻りなく
強く押しても、サラサラなままベタつかない。
ポリマー部分がパンパンになるまで吸うと
硬くなってしまい曲がらない。
子犬の動きにフィットしなくなる。
【ウエスト部分について】
②マナーおむつもウエストテープを留める部分が
黄色と赤に色分けされており、
だいたいの位置を把握することができます。
③ジーンズ風パンツ(3S)
ドギーマンさんが販売している
デニム風のプリントがスタイリッシュなおむつです。
3Sですが他製品よりも対象サイズが大きめです。
【サイズ】
胴回り 18〜36cm
体重 1kg〜2kg
【吸水パッド部分】
23×11cm
【吸水量】
〜200cc程度
【吸水実験】
しっぽ穴の周りも全てポリマーが入っており
吸水部分の面積がダントツで多い。
吸水は早いが水戻りも強く、べちゃっとした手触り。
時間が経ち、水分が完全に内側に入るとサラサラに。
ポリマー部分が多い分、
MAXまで吸うとかなりの重さになり
子犬の動きについていけず、脱げやすい。
【ウエスト部分について】
③ジーンズ風パンツはラインや色分けがないので
毎回調整が必要です。
結果まとめ
結果を表にまとめると↑このように↑
なりました!
コスパは我が家周辺での販売価格を
参考に1枚当たりの値段を算出しましたので
購入場所によっても異なります。
毛の汚れにくさは、吸水実験後に触ってみた
手肌への水戻りを基準に比較しました。
指で押して水戻りのあるものは、
わんちゃんがお座りをした時に
お尻の毛を濡らしてしまいますので
履かせている間は注意が必要です。
最終的に選んだのは...
比較結果から、我が家が最終的に選んだのは
①マナーウェアです!
決め手は脱げにくさでした。
てまりはとにかく多尿なので
おしっこを吸ったオムツが重くなるのも早く、
子犬の活発な動きにフィットするものでないと
すぐにずり落ちて脱げてしまうのです。
また、ウエスト調整が簡単で
飼い主一人でも履かせやすいというのも
大きなアドバンテージでした。
他製品より股部分が細いですが
ギャザーがしっかりと漏れを防いでくれます。
犬の足さばきを邪魔しないので
装着中にオムツを気にしてぐるぐる回ることも
他2製品より少なかったです。
今回の比較は多尿の子犬向け
という前提で使いやすさや機能を比べました。
介護や看護用に使用する場合は
重視するポイントがまた変わってくるのかな、と感じています。
ぜひ色々なおむつを試して
わんちゃんの尿量、体格や活動量に
合ったものを見つけてみてくださいね。
以上、【超小型犬】子犬のオムツを3種比較!でした。
読んでいただきありがとうございました。
犬の尿崩症について詳しくまとめた前回の記事です。
↓こちらから読んでいただけると嬉しいです↓