わんちゃんってこんなにおみず飲みますか!?

【おもらし対策】クレート移動編【多飲多尿】

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子犬の多飲多尿

おもらし対策について書いていきます!

 

今回は通院の際などの、

クレート移動中のおもらし対策

自作できる中敷きです。

 

 

多飲多尿とおもらし

 

多飲多尿は以前の記事で書いた通り

たくさんお水を飲み、

たくさんおしっこをする状態です。

 

通常のわんちゃんに比べ

多飲多尿の子は圧倒的に排尿量が多く、

特に子犬のうちは

膀胱にたくさん貯めておくことができないので

おもらしをする回数がとても多いです。

 

通常の排尿であれば、

そわそわした様子を見せたり

床をクンクンするなどで

飼い主がトイレのサインに気づくことができます。

 

ですが多飲多尿の子は

自分の意識に反して催してしまうことがあり、

ほぼ無サインでしてしまうことも多々あります。

 

注意すべきこと

 

多飲多尿の子であっても、

ケージ内や室内での

トイレトレーニンは大事です。

「本来すべき場所」がどこなのか、

しっかり覚えてもらってください。

 

ただし、注意点として

クレートに入れている間我慢させるという

方式のトイレトレーニングは絶対に、

多飲多尿の子にはしてはいけません!!!

 

多飲多尿の症状のある子に

飲水量を制限したり、排尿を我慢させる事はとても危険です。

膀胱炎や尿路疾患の恐れもあります。

 

また、当然ですが、子犬が

頻尿であることを叱ってはいけません。

 

おもらしをした際は叱らず

わんちゃんに構わず、無言でそっと片付けてください。

 

初めのうちは

1時間に5〜6回排尿するてまりをみて、

「こんなにおしっこの回数が多い子と

普通に暮らしていけるのかな...」

不安もありました。

 

おもらしも本当に多く

カーペットを洗った回数は数えられないほどです。

ですが根気よくトイレの場所を教え続けて

てまりもがんばってトイレを覚えてくれました

 

どうか多飲多尿のわんちゃんを見て

「またトイレなの?」と思わずに

気長に付き合ってあげてください。

 

クレート移動時の対策

 

先ほど、クレート内

トイレを我慢させるのはよくないと書きました。

 

では移動中

このおもらし問題

どうしたら良いのでしょうか。

 

病院に行く際、数十分の移動でも

てまりはおしっこをしてしまいます。

 

その度に毛が濡れ、

身体中おしっこまみれになるのは

可哀想ですし飼い主としても避けたいですよね。

 

そこで我が家は

試行錯誤の末に2つの方法にたどり着きました! 

 

ペット用オムツ

おもらし対策として、まず思いつくのが

マナーパッドや紙おむつですね。

子犬は体格が小さいので

合うサイズがあるかどうかが重要な問題です。

 

我が家のポメラニアンてまりは

生後4ヶ月後半(体重1.6kg)のころに

市販の一番小さいサイズである3S

ようやくつけられるようになりました。

 

各メーカーのサイズ感の違いや吸水量

実験したお話を、また別の機会に書きますので

是非読んでいただけたらと思います。

 

ペット用オムツは、

装着に問題がなければとても便利です!

↓我が家で今使っているおむつがこちら↓

ただし、通院の際にオムツをしてしまうと

診察検査の邪魔になることも多く、

落ち着きのない子犬に出先で再装着することが難しいです。

 

なので帰宅時はやはり、

毛がびちゃびちゃに濡れてしまうのでした。

 

自作中敷き

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てまりは、病院への行き帰りだけでも

100%おもらしをしてしまいます。

そのため、おしっこをする前提

敷物工夫することにしました。

 

初めはタオルを敷きました。

1度目はてまりがタオルを端に寄せてしまい、おしっこを吸ってくれず失敗

2度目はタオルを固定するためのシリコン中敷きを購入して試しました。

↓こんなやつです↓ 

 

この中敷きがなかなか固定力が弱く、

油断するとすぐタオルが外れてしまいます。

どうにか裏からもゴムで縛り固定しましたが、

おしっこを吸ったタオルの上で伏せてしまうので結局腹部がびちゃびちゃでした。

タオル却下です。

 

次にペットシーツを敷いてみたところ、

すぐに噛んで遊んでしまい

吸水ポリマーを食べてしまうので

却下となりました。

シーツ自体は吸水力に優れてるんだけどなぁ...

 

ということで辿り着いたのが

自作の中敷きパットです。

 

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網目状のカバーの中に、芯となる

大判のペットシーツを入れることで

おしっこをしっかり吸収しつつ、

尿の足裏戻り防止

いたずら誤食も防ぎます!!!

 

カバーを洗ってシーツを交換すれば

ずっと使えてコスパも良いです。

 

クレート内のおもらしでお悩みの方は

ぜひ作ってみてください。

 

用意するもの

◇ハマナカあみあみネット・・・1枚

 (編み物用品です!手芸店に売っています。

  ↓こちらから↓購入もできます。)

◇カバン用中敷

 (お使いのクレートの底面に合う大きさのもの。

  これも手芸店に売っています。

  100均のソフトまな板などでも代用可) 

 

◇ゴム紐 ・・・1.5mほど

 (100均のもので十分です。)

 

◇ハサミ

◇油性ペン

◇スチーム付きアイロン・・・あればでOK

 

 

作り方

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①ベースとなる中板を作ります。

 カバンの中敷を

 クレートの底面より一回り小さくカットします。

 我が家のクレートSサイズだと

 22×40cmくらいでした。

 角を少しだけ丸く切ると

 あとで巻くシーツが引っかからず便利です。

 

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②あみあみネットに中板を重ねて

 カットするラインをざっくり決め、

 油性ペンで印をつけます。

 中板より一回り大きい長方形を作るイメージです。

 

③カットし、

 点線部分に体重をかけて折り目をつけます。

 

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④あみあみネットの目にゴム紐を通し、

 片側を縫い合わせます。

 

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⑤中板に大判のシーツを巻き、

 ネットの中に問題なく入るか確認します。

 

以上で完成です! 

 

仕上げにひと手間...

あみあみネットの折り曲げた部分に

離れたところからアイロンのスチームを当て、

柔らかくしてから再度折り曲げると

しっかり形状記憶されて使いやすくなります。

※アイロンが直接触れるとネットが溶けますのでお気をつけください※

 

使用方法

 

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ワイドサイズのシーツを中板に巻き、

縫ってない方からネットの中に入れます。

 

入れ口は折るだけでも使えますが、

いたずら好きな子の場合は爪や歯で

シーツがボロボロになります。

縫った方と同じようにゴム紐を通して結んでおけば

わんちゃんがいたずらできなくなるのでオススメです。

毎回ほどく部分なのでざっくり通すだけで大丈夫です。

 

お出かけから帰ったらシーツを捨て

ネットは水洗いか中性洗剤で洗います。

その後ゴム紐が乾くよう、干しておきます。

 

オムツと自作中敷きが最強コンボ

 

オムツは前述の通り、

診察室で外す必要が出たときに

出先で装着し直せないというデメリットがありました。

特に、付き添いが一人ですと、

よっぽどおとなしい子犬ちゃんでなければ

一人でつけ直すのは難しいと思います。

 

そこで、ご紹介した

自作中敷きをクレートに入れておき、

オムツも行きだけは装着した状態で

病院に行くのが最強でした。

 

片道+病院の待ち時間分のおしっこは

オムツがしっかりと吸収してくれ、

診察時にオムツをはずす必要があっても

帰路の分中敷きが吸収してくれます。

 

通院やお出かけの際の「おもらし問題」

すっかり解決しました。

 

パッドを作る手間、オムツを装着する手間はかかりますが、

わんちゃんが毎回おしっこまみれになるより

ずっと負担は軽くなりました。

 

飼い犬の多飲多尿やおもらしでお困りの方は

ぜひお試しいただければと思います。

 

 

以上、【おもらし対策】クレート移動編【多飲多尿】でした。

読んでいただきありがとうございました。

 

子犬の噛み癖対策についての前回の記事は

↓こちらから読んでいただけると嬉しいです↓

temari-pome.hatenablog.com