わんちゃんってこんなにおみず飲みますか!?

続・アジソン病の疑いと経過

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こんにちは!菜絵です。

アジソン病の治療薬「フロリネフ」を試験的に投薬しはじめて1ヶ月ほど経ったので、現在のてまりの体調多飲多尿の変化について、詳しくまとめていきます。

 

 

前回の受診結果

 

前回セカンドオピニオンで受診した病院で

内因性ACTH濃度の検査を受けたところ、

49という高い値がでました。

 

てまりはこれまでの血液検査で毎回

Na値が低かったこともあり、

低Naかつ内因性ACTHが高いという

アジソンに多く見られる状態だとわかりました。

 

この結果から、

アジソン病の仮診断のもと試験的投薬を行い

飲水量やNa値の改善が見られるか

経過を観察することになりました。

 

試験的投薬

アジソン病の治療薬「フロリネフ」を

通常より低用量で飲ませ効果を確認していきます。

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てまりは体重が2.1kgほどなので

一番初めは1/8錠を1日2回(朝・夕)からスタートしました。

 

イメージとしては、米粒の半分くらいの大きさです。

小さな錠剤をしっかり分割してくださる

薬室の方に本当に感謝です...!

自力で均等に割るのはおそらく、無理です(;ω;) 

 

このお薬を2週間飲み続け、

2回目の内因性ACTH濃度検査に進みました。

 

投薬開始から2週間後の検査結果

 

まず内因性ACTHの濃度に改善がありました。

前回の49から26まで下がりました。

高めではあるものの、基準値にギリギリ収まるそうです。

 

しかしNa値は相変わらず低く

飲水量も変化がなく、1日におよそ

1100ml程飲んでいました。

 

そこで「フロリネフ」の用量を少し増やし、

さらに3週間経過を観察することになりました。 

 

1/6錠を1日2回(朝・夕)になりました。

 

自宅での様子

 

フロリネフ」が1/6錠になってからの

自宅での様子をまとめていきます。

 

お薬の飲ませ方

 

米粒大の小さな粒なので、

フードと一緒だとちゃんと飲めたか

目で確認しづらいです。

 

なので今は半生タイプの

ソフトおやつに挟んで食べさせています。

 

今我が家で使用しているのは

↓こちら↓

たくさん入っていてコスパが良いです!!

1/2錠未満であれば大きさも丁度良いと思います。

 

ハサミで切り込みを入れて

錠剤を挟んでギュッとつまむだけでOK!

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1錠以上であればフードと一緒にボウルで与えるか、

ピルポケットが便利だと思います。

 

幸い、てまりは食いしん坊なので

お薬入りのおやつだと気づかずに

パクッと食べてくれています...!

 

多飲多尿の変化

 

お薬を増やした週は特に

飲水量もトイレの回数も変化ありませんでした。

 

しかし増量からちょうど2週目

お水を飲む量がグッと減ってきました。

 

実際の飲水量のグラフは

↓こちらです↓

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一連のグラフから投薬中のみ抽出したので

以前からの変化が伝わりにくいですが...

1/6錠になって平均がかなり下がったのは

お分かりいただけると思います。

 

赤矢印の日は1日に550ml以下だった日です。

生後3〜4ヶ月頃にはもう日に500mlを

上回っていたので

ここ数ヶ月見たことのない数字です。

飲んだ量を計りながら、感激しました。

 

そして、特に減ったのは

夜間の飲水量でした。

もともと昼800ml、夜4~500ml位で

昼間に比べると少なく

寝られてはいるようでしたが、

今は昼4~600ml、夜1~200mlです。

 

朝交換するトイレのシーツも

かなり軽くなり、以前に増して

しっかりと寝てくれているようです。

 

副作用は?

 

フロリネフ」を服用し始めて

いまのところ目立った副作用は出ていません

 

ただ、前述の通り、しっかりと夜

睡眠をとれるようになったからか

日中のパワフルさが前にも増して爆発しています。

異様に興奮しやすくなった、とも

捉えられるかもしれません。

 

もともと暴れスイッチが入ると

手のつけようがないおてんばさんですが

さらにパワーアップしました!笑

 

元気なのは大変ありがたいですが、

興奮のコントロールを教えていけるよう

飼い主としてもっと勉強しなくてはと思っています。

 

担当医に報告すると、

「もともとアジソン病は元気の消失や

 ぐったりした様子がみられる病気なので、

 薬の効果でホルモンバランスが整い

 より元気になる可能性はあります。」

とのことでした。

 

今後について

 

処方されたお薬を飲みきる来週、

再度、尿検査と血液検査

そして内因性ACTH濃度の検査を受けてきます。

 

体感として多飲多尿の大幅な改善がみられるので

診断が確定する日も近いのでは、と

期待もしつつ検査にのぞんできます。

 

結果はまたこのブログにまとめたいと思います。

 

てまり、いつも通院頑張ってくれて

本当にありがとう。

早く最適な治療をみつけようね。

 

 

以上、続・アジソン病の疑いと経過でした。

読んでいただきありがとうございました。

 

↓アジソン病を疑いはじめた記事はこちらから↓