スリッカーブラシを選ぶ
前回に続いて、子犬が嫌がるお手入れNo.1かも?な
「ブラッシング」について、
今回はブラシ選びのお話をしていきます。
スリッカーブラシとは
わんちゃんのお手入れに使用するブラシには、
コームや獣毛ブラシなど、色々あります。
その中で↓このように↓
先端に細い針金のような「ピン」が
密集して植わっているブラシを
スリッカーブラシといいます。
犬種問わず使用できるので、
おそらく日常のお手入れでもっとも使用頻度の高いブラシだと思います。
嫌がる原因はブラシにあり!?
ブラッシングを嫌がるわんちゃんは多いですよね。
嫌がる原因は
・触られるのが嫌い
・得体の知れないものが体に触れるのが怖い
・じっとしていたくない
・毛が引っ張られて痛い
など様々だと思います。
某均一ショップのブラシなどは
ピンの先端の高さが不揃いだったりして、
皮膚が引っ掻かれた痛みから嫌がっている可能性も高いです。
前回の記事で、お手入れの際に気をひく方法を
いくつかご紹介しました。
それでもダメな場合は、ブラシなど
使用するアイテムを変えてみると効果的な場合もあります。
わんちゃんは「嫌なモノ」はなかなか忘れません。
嫌なイメージのついてしまったブラシから、
別のブラシに変えて試してみることで
嫌がり具合が軽減されるかもしれません。
買った2種類を比較してみた
我が家で愛用中なのは、
前回の記事でも使用していた ↓こちら↓
コンパクトながらピンの間隔が細かく、
毛のもつれや絡みを解きやすいです。
とっても使い勝手の良いこのブラシ、
実は2本目に購入したものなんです。
せっかくなので1本目と比較しながら
それぞれの利点をご説明していきます!
購入したのはこちらの2本です!
写真右のが1本目に購入した、
「ドギーマン イージープロ 掃除簡単クッションスリッカーブラシ S サイズ」です!
Sサイズですが並べてみるとかなり大きめですね。
このブラシの利点は
◇抜け毛がワンプッシュで捨てられて衛生的
◇ブラシ面が大きく広範囲を一気に梳かせる
◇ピンそのものがしっかりしていて、
曲がったり折れたりしにくい
だと思います。
ところが、実際使用してみると
当時1kgにも満たない子犬には大きすぎて
威圧感が凄かったようで...!
少しでも近づけると警戒されまくりました。
どうにかおやつで気を引いて
ブラシをしてみましたが、
思ったほど絡まりが取れないんです。
当時はそんなものかな〜と思っていましたが、
現在使用しているブラシに変えてみて
ピンの目の細かさがとっても大事だということに気づきました。
ちょっとしたもつれや、毛に絡まった小さなゴミも、取れること取れること!
写真で比較するとわかりやすいですね。
オレンジブラシは広めの等間隔でピンが生えていて、
現在のブラシは細かめのランダムにピンが生えています。
また、サイズだけでなく厚みもかなり違うので、
子犬に与える威圧感も全然変わってくるのだと思います。
我が家で愛用中の2本目のブラシは
↓こちらのものです↓
このONSブラシの利点は
◇ブラシ面がコンパクトで細かい部分が梳かしやすい
◇シンプルな作りなので軽くて持ちやすい
◇見た目がゴツくないので警戒されにくい
◇ピン自体が細く、しなりやすいので
毛を無理やり引っ張らずに済む
だと思います。
特に気に入っているのは、
ピンの細さと柔らかさです。
悪く言えば、使用とともにだんだん曲がってしまう消耗品になるのですが、それくらいの方がわんちゃんの毛玉に引っかかってしまった時に無理に毛を引き抜いてしまうことがなく安心です。
強固な絡まりや毛玉に対しては負けるくらいのピンの強度が、
わんちゃんの毛や皮膚のためには良いのではないかと感じています。
一気に引っ掛けてしまうのではなく、
ゆっくり細かく毛玉をほぐすよう心がけています。
種類が豊富
スリッカーブラシには前項で紹介した2つ以外にも
たくさんの種類があります。
下記は一例ですが、
◇ピンの先端に玉のついたもの
先端が丸い玉になっているので皮膚に優しい
毛の内側に入ったゴミや葉っぱを玉が中から掻き出してくれる
◇ピンがラバー素材でできているもの
針金のようなものと違い、肌当たりが柔らかい
地肌のマッサージ効果が高い
などなど。
ブラシ面のサイズや持ち手の長さも
メーカーさんによって多くのバリエーションがあります。
体格や被毛に合わせて選ぼう
ご説明した通り、
たくさんの種類があるスリッカーブラシなので
体格に合ったブラシ面のサイズや
被毛の長さに合わせたピンの高さなど
愛犬に最適なものを見つけていただければと思います。
余談ですが、我が家の先住猫(短毛)は
猫用ブラシはどれも激しく嫌がり
色々な製品を試しても全くダメ!!!だったんですが
何故か、今回載せたドギーマンのブラシを気に入りました。
ピンの高さが高すぎてブラッシング効果は期待できませんが...しないよりはいいか〜と時々ブラシを通しています(笑)
以上、スリッカーブラシを選ぶでした!
読んでいただきありがとうございました。
ブラシなどのお手入れを嫌がる子犬の対策と
我が家の解決法について書いた前回の記事です。
↓こちらから読んでいただけると嬉しいです↓