わんちゃんってこんなにおみず飲みますか!?

うちの子に合うドライフードとは【子犬】

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こんにちは、菜絵です。

 

今日はてまりのこれまでのフード変遷を、

その時その時の獣医さんのアドバイスと一緒に振り返っていきたいと思います。

 

 

てまりのカリカリ変遷

 

これまでのてまりのごはんを簡単に書くと、

お迎え前に食べていた2種ブレンドごはん

ブレンドごはんをやめて1種類に

体重管理用に切り替える←反省

療法食1を提案される

腸内環境を重視し療法食2を提案される

療法食1に戻す

療法食1の成犬用に切り替える

といった感じで今に至ります。

 

切り替えた理由や、

その当時の獣医さんのアドバイスなどを

以下になるべく細かくまとめていきます。

 

2種ブレンドごはん

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これは私たちが選んだフードではなく、

てまりが我が家にくる前に食べていたものを引き継いで

ふやかして与えていた時期です。

 

Dr.PRO チキン&ターキーと

シュプレモ(子犬用)を半々でブレンドし、

ひたひたのぬるま湯でふやかして与えていました。

 

(カリカリを効率良くふやかすコツは

以前の記事↓で図付きでまとめています)

 

我が家に来る前の離乳期は

このブレンドフードに粉ミルクもかけて

与えていただいていたそうです。

 

ブレンドする理由としては

好き嫌いや食べムラをなくすため

説明を受けていました。

 

我が家に来て1ヶ月ほどは

この2種ブレンドごはんを与えていましたが、

ブレンドするために2種類をストックすることになり

生後2〜3ヶ月ではまだ1日の給与量も多くないため

開封したフードが全然減らず、

開封後の酸化・劣化が非常に気になっていました。

 

そしててまりは食欲旺盛で、試供品やおやつも

一切好き嫌いせずになんでも食べる子なので

ブレンドする必要があるのか

迷い始めました。

 

そこで、かかりつけ医に相談したところ、

どちらのフードも総合栄養食であり

1種類でしっかり必要な栄養を取れるようにできているため

混ぜるメリットはあまりないだろうと言われました。

 

そのため、2種ブレンドしていたうち

より小さな粒で食べやすそうに見えた

シュプレモ(子犬用)のみに一旦切り替えることにしました。

 

ブレンドごはんをやめて1種類に

 

まずはブレンドしていたうちの1種類である

シュプレモ(子犬用)を与えることにしました。

 

この時期とてもフード選びに悩んでいて、

もっと高タンパクな方が良いのか...

原料の〇〇ミールは本当に良くないのか...

などなど、わんちゃんのフードについて

勉強すればするほど悩みが増えていきました。

 

ネットで評判の良いフードは大体2〜3種類でしたが、

店頭取り扱いのないものが多く、

周りで食べているわんちゃんがいないため

実際の評判がわからないことも不安でした。

 

食欲旺盛で食いつきの心配はない子だったので、

多飲多尿の子にあったフードはないかと

食後の飲水量などもしっかり計測しながら

いろいろな試供品を試しました。

 

食糞が治らないことも悩みの種でしたので

排便時の反応も注意して観察しました。

 

食糞がなおったと口コミの多かったソルビダや、

高タンパクで犬本来の肉食生活に近いというアカナ、

インドア犬におすすめな栄養バランスだというロイヤルカナン

色々なフードがありました。

 

しかし、どれを試しても

食糞に改善はなく、多飲多尿もかわらずでしたので

どのショップでも安定した値段で購入できることと

原材料へのこだわりを感じたことから再度シュプレモに戻しました

 

比較的ネットでも店頭でも

安定した値段で購入できる点が特に安心でした。

 

 

病院でフードの相談をした際も、

「シュプレモを食べている子は多いと聞く」

「体重も着実に増えているので良いのではないか」

と肯定的なご意見をいただきました。

 

また、シュプレモ子犬用の粒の小ささは

今までに試した他のフードより

1まわりほど小さく感じられました。

てまりはほとんど噛まずに丸飲みしてしまう子なので

粒の小ささも飼い主としては安心できるポイントでした。

 

体重管理用に切り替える←反省

 

シュプレモ(子犬用)のみをあたえるようになり数ヶ月

てまりが生後6ヶ月手前の頃、

しつけ教室に通い始めました。

 

通ってしばらく経った頃、

インストラクターの先生に

「てまりちゃんだんだんお肉がついて来たね〜

 そろそろ体重管理用に切り替えたら?」

と言われ、太らせてはならないと焦って鵜呑みにし

シュプレモの体重管理用に切り替えてしまいました。

 

ポメラニアンは太ってしまうと

心臓に負担がかかりやすく

気管虚脱にもなりやすいと聞いていたので

とにかく太らせないよう、気をつけるのが

飼い主の責任だと思いすぎていました。

 

本来であれば、体重管理用

すでに太り気味の子

避妊去勢をしてホルモン的に太りやすくなった子向けのフードです。

 

てまりは多飲多尿の原因がわからず

避妊手術の予定はまだ未定だったので

このとき「体重管理用」ではなく「成犬用」に

切り替えるのが正しい切り替え方でした。

 

獣医さんへの相談もなく

このときフードの切り替えをしてしまったことを

未だに深く反省しています。

 

体重管理用に切り替えてしばらく経つと

てまりのBCS(ボディコンディションスコア)

「痩せすぎ」まで行ってしまいました。

※BCSの見方については今後改めて記事にします

 

量としてはしっかり食べさせていたのにどうして!?

と驚きましたが、それもそのはずだったのです。

獣医さんに注意を受け、

フードの見直しをすることになりました。

 

療法食1を提案される

 

BCSで痩せすぎだということ、

そしてエコーで腸管のリンパに

腫れが見られることから、

消化吸収がうまくできずに腸に負担

かかり続けている可能性が浮上しました。

 

そこで新しい病院の先生から、

消化吸収に良い療法食を提案いただきました。

 

ロイヤルカナンのスキンケア(パピーS)です。

 

 このフードは食物アレルギーの原因になりにくい

原材料を使用していて、消化性も高く、

腸管内通過をサポートする栄養素が配合されています。

スキンケアという名前ですが、皮膚疾患の子以外にも

消化吸収が心配な子におすすめのフードとのことでした。

 

かなり小粒で、丸飲みのてまりにも安心して

食べさせることができ、

消化吸収も良かったようで1回のうんちの量が

従来の半分くらいに減りました。

食べた量に比例して出る量も増えるのではなく、

"絞りかす"っぽくかなり減って出て来ているのが

目で見てわかりました。

 

切り替えて数週間で体重や肉付きも改善し

標準体型に戻すことができました。

 

腸内環境を重視し療法食2を提案される

 

1つ目の療法食として食べさせていた

ロイヤルカナンのスキンケアで体重や肉付きは

かなり改善しました。

しかし、食糞が治らず、

獣医さんに相談したところ

さらに腸内環境に配慮したごはんがあるとのことで

そちらを試してみることになりました。

 

ヒルズ プリスクリプションダイエットの

腸内バイオームです。

 

このフードは

腸内細菌の育成や活性化に特化していて

規則的で健康的な排便と

健やかな消化をサポートしてくれるフードです。

 

ですが、結果として

てまりには合わなかったようで、

うんちの量が激増&回数も増えてしまい

相変わらず食糞もしてしまうので

我々の「拾わなくては!」という負担が

増えてしまいました。

※あくまで我が家のケースです。

 クリニックでも体質に合っていて

 腸の調子が良くなった子も多いそうです! 

 

排泄量が大幅に増えるということは

フードの栄養素をうまく消化・吸収できていない

可能性が高いということで、

獣医師と相談の上、切り替えて2週間ほどで

もとのロイヤルカナンに戻すことになりました。

 

療法食1に戻し、成犬用に切り替える

 

ロイヤルカナンのスキンケア(パピーS)に戻し、

うんちの量と回数も減り良いコンディションが続きました。

相変わらず目を離すと食糞してしまいますが...

 

そんな中、ようやくてまりの

避妊手術を行うことができました。

 

手術後はホルモンバランスが変わり

太りやすくなるということで

同じスキンケアの成犬用製品に切り替えました。

 

パピー用より粒が大きくなり、

パピー用が402kcal/100gだったのに対し

394kcal/100gとカロリーも少々控えめになりました。

 

現在はこのスキンケア(小型犬用)を与えています。

 

今後について

 

これまでに色々なカリカリを与えてきて、

その子に合うフード選び

非常に難しいものであると痛感しています。

 

一生懸命勉強しても、

ネットの評判を信じるべきかわからなかったり、

他の子にはとても合うごはんなのに

うちの子には合わなかったり。

悩みは尽きません。

 

先日の記事にまとめたように、

現在てまりは「門脈低形成」の疑いが強くなっています。

 

そのため、今後は

肝臓の健康維持を目指した食生活を

していきたいと思っています。

 

現在のロイヤルカナン スキンケアSも

必須脂肪酸抗酸化成分を配合しているため

肝臓の成長をサポートするという意味では

良いフードと言えるのではないかと思います。

 

獣医さんともこまめに相談していきながら、

他にさらに良いごはんが見つかるまでは

継続して与えていきたいです。

 

もしも今後さらに良いフードと

巡り合いましたらまたブログでご報告したいと思います。

 

 

以上、うちの子に合うドライフードとはでした。

長々読んでいただきありがとうございました!

 

多飲多尿向けのおすすめ飲水量記録アプリについて

使い方をまとめた前回の記事は↓こちらから↓