わんちゃんってこんなにおみず飲みますか!?

【子犬】1日に飲んだ量ってどうはかる?

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今回は、多飲多尿のわんちゃんと付き合っていく中で重要な

飲水量の管理について書いていきます。

 

 

飲んだ量をはかるメリット

 

わんちゃんと暮らしていくなかで

日々の飲水量を知っておくことは、

・わんちゃんの状態を把握する

・飲み水の補充不足予防する

・かかりつけ医への提出で診察がスムーズに

といった観点からも絶対必要なことだと言えます。

 

毎日しっかりと飲んだ量を把握記録していれば

万が一多飲が悪化した場合も

かなり早い段階で気づくことができます。

 

また、現在は健康なわんちゃんも

1日にどのくらい飲んでいるかをあらかじめ知っておくことで

最近急に飲む量が増えた等の異変に

すぐに気づくことができますね。

 

飲水量をどうやって把握する?

飲んだ量を把握するといっても、

実際どのようにはかるべきなのでしょうか。

 

多飲がひどくないわんちゃんは

市販の目盛り付きの給水容器を使用するのが

一番簡単便利だと思います。

 

ただ、私たちがお店を回って探したなかでは

専用の目盛り付きボトルが付属する製品は

400ml容器が最大でした。

 

当時てまりは1日に500〜700ml飲んでいたので

容量が足りません。

 

朝晩2回の補充ですが、

がぶ飲みするのはだいたい日中なので

お留守番していることも多い昼間に

最低でも500mlは置いておきたいと思いました。

 

そこで、目盛り付き容器を自作しました!

 

試行錯誤の結果、

最大1200ml程入れられるようになったので

急な法事で朝から晩まで帰れない!という時にも

飲み水不足心配はせずに済みました。

 

目盛り付き容器を自作しよう

対応する給水器

まず、前提として我が家は

ケージ柵に取り付けるタイプの

リッチェルのペットボトル給水器(ボウル式)

を使用しています。

 

今回容器のベースになるのはペットボトルですので

他社の製品でも、ペットボトルの取り付けが

可能な給水器であれば対応できると思います。

 

※最大サイズで作成するには

ペットボトルの取り付け口がケージから

どのくらい離れているかが重要になります。

必ず設置や給水に問題がないか確認してから実用してください。

 

用意するもの

◇空のペットボトル

 (匂いの強い飲料のものは避ける)

◇油性ペン

◇計量カップ

◇水道水

 

以上です!!!

 

ペットボトルは、

500ml用で作る場合は丸筒でも角筒でも大丈夫だと思います。

最大容量で作りたい場合は、

必ず1000mlの丸筒を用意してください。

四角いタイプだと角がケージに当たってしまい回せず、

給水器に取り付けることができません!

 

私のおすすめトップバリュの炭酸水が入っていた

1000ml丸筒ペットボトルです。

実際にはかったところ1100ml程度入れることができ、

後述の理由から最大1200ml程給水をすることができます。

 

作り方

まずはサイズに問題がないか、

用意した空のペットボトルを給水器に取り付けてみてください。

 

問題なければ実際に作っていきましょう。

 

①計量カップに水道水を

 100ml入れる

②はかった100mlを

 ペットボトルに注ぐ

③水面の位置に

 油性ペンで線を引く

④容器がいっぱいになるまで①〜③を繰り返す

 

これだけです!!!

簡単!

 

これで、お水を交換する際に

残った目盛り分差し引けば

飲んだ量を把握することができます。

 

目盛り細かさは、

計量カップではかる量を変えて、

50ml刻みや10ml刻みなど

お好みで調節してください。

 

また、我が家で使用している給水器

↓こちら↓

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と同じものであれば

飲み口のボウルに100mlちょうど溜まるようになっています。

(ボウル内側の満水ラインまでで100です)

よって、ボウルに先に水を入れておくことで

ペットボトルの目盛りMAX量+100ml

置き水することができるのです。

 

もしかしたら帰りが遅くなってしまうかも...!と

心配な日は、

最大量の1200ml程を置いて出かけるようにしています。

 

 

注意点

取り付け時に、

ペットボトルがケージ柵にあたるものはNGです。

大きな角筒のペットボトルは底が長方形なので

対角が長くぶつかってしまいますので避けてください

 

取り付けたあとケージに寄りかかってしまうものも

安定性に問題があるためNGだと思います。

柔らかい素材の天然水系はご注意ください。

 

また、給水器によっては

500mlペットボトル以外は使用しないでください

という注意書きのあるものもあります。

(我が家の給水器がまさに、それです!汗)

必ず取り付け時や、

使用時給水に問題がないか

ご自身の目でご確認いただいた上でご使用ください!

 

多飲が悪化してきたら

 

日々、飲水量をはかるようになると

今日は多かったなぁor少なかったなぁということに早い段階で気づけるようになります。

 

日によって多い日少ない日があることは問題ないですが、継続して増加の傾向にある場合は多飲の悪化と考えられます。(体重に対しどのくらい飲んでいるかが重要なので、育ち盛りの子犬体重飲水量並行して増えている場合は、一概に悪化とも言えません。)

 

急速に増えてきていると感じた場合は、

一度獣医師の先生に相談し、

指示を仰ぐようにしましょう。

 

 

以上、【子犬】1日に飲んだ量ってどうはかる?でした。

読んでいただきありがとうございました! 

 

てまりが受けた血液検査と

エコー検査について詳しく書いた前回の記事は

↓こちらから読んでいただけると嬉しいです↓

temari-pome.hatenablog.com